1963-02-14 第43回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
それからピープルズ・キャピタリズムということの意味は必ずしも十分に承知しなかったのでありますが、兼業農家ということにつきまして、私は職業人口の配分・転換が行なわれる過程におきまして、兼業農家がふえることは当然だと思うのであります。
それからピープルズ・キャピタリズムということの意味は必ずしも十分に承知しなかったのでありますが、兼業農家ということにつきまして、私は職業人口の配分・転換が行なわれる過程におきまして、兼業農家がふえることは当然だと思うのであります。
ちょうど五カ年、六カ年後に日本の人口がこれだけになる、これに対して職業人口がこれだけだ、労働力率がこれだけだ、そして労働生産性がこれだけだ、それを収容するためには、産業水準はこの通りでなければならない、といったことをただ想定をしたという計画にすぎないのであります。そして現実との間に、一応ほんとうの意味の橋はかかっていないということであります。
例えば職業人口或いは産業人口、それらを調査対象にしているのかどうか、又しておつたとするならば小分類程度でなくて大分類程度でやろうとしているのかどうか、そういう点について次回の委員会で御説明願いたい、こういうふうに思います。
一万ばかり殖えたと、(笑声)殆んど同じ数でありますし、農家の戸数も五百五十万、土地は六百万町歩、ところがその十年間に日本の職業人口が二百五十万殖えまして二千七百五十万の職業人口が今度は三千万になつた。すると一年間に平均いたしますと二十五万人ずつ新らしく職業春が殖えたわけでありますが、これはどこへ吸收されたかと申しますと大部分は商業であります。
私のしばしば言つておりますのは、どんな不況に向つておるときにおきましても、三千数百万の職業人口を持つておる國民経済の中では、一方において新しく行われる雇用というものもあるのだというのでありまして、こういう時代でありますから、そのことごとくが普通の意味における完全無欠な生産的雇用であるかどうかという吟味は残されておると思うのでありますけれども、こういう段階におきましては、失業保險も出し、それから緊急失業対策